ひとつのWord文書内で、離れた別々の箇所を同時に見たいときがあります。
そのようなとき、ウィンドウの分割を使うと、ひとつの文書が上下に分割されて、それぞれ別の箇所を表示できるので、大変便利です。
やり方は非常に簡単です。[ 表示 ]リボンメニューの[ 分割 ]ボタンを押すだけです。
![[表示]リボンメニューの[分割]ボタン](/sites/default/files/inline-images/image_001_4.png)
ウィンドウが上下に分割され、別々の箇所を見ることができるようになりました。

また、カーソル上部のルーラーボタン(画像の赤枠部)をドラッグすることでもウィンドウは分割されます。

では、上下に分割するのではなく、左右に分割したい場合はどうしましょう。[ 分割 ]ボタンでは、ウィンドウは左右に分割できません。
そのような場合は分割ではなく、以下の方法を使うことで、左に1ページ目を表示させながら右に10ページ目を表示させるといったように、同じ文書の別々の箇所を左右で見比べることができます。
[ 表示 ]リボンメニューの[ 新しいウィンドウを開く ]ボタンを押します。これで同じ文書が2つのウィンドウで表示されます。
![[新しいウィンドウを開く]ボタン](/sites/default/files/inline-images/image_004_4.png)
[ 並べて比較 ]ボタン(画像の赤枠部)を押します。
![[並べて比較]ボタン](/sites/default/files/inline-images/image_005_3.png)
2つのウィンドウが左右に並びました。

しかし、このままでは左右のウィンドウが同時にスクロールしてしまいますので、[ 同時にスクロール ]ボタン(画像の赤枠部)をオフにします。
![[同時にスクロール]ボタンをオフ](/sites/default/files/inline-images/image_007_3.png)
これで左右のウィンドウで別々の箇所を表示させることができます。

この方法、意外と知らない方も多いのではないでしょうか。機会があったらぜひ使ってみてください。